2011年6月28日火曜日

mc275でとうとう出ちまった。この音。

マッキントッシュのパワーアンプmc275(オリジナル)導入で、とうとう出ちまったこの音。それは、
【生きた自然体の音】
   −生きたとは、『音楽に傾聴できる』ということ。
   −自然体とは、『より生に、録音現場に近い』と言う事。

これから先どうしょうかと思う程完成された音になった。
その先はまた考えるとして、ここはしばらく素直にこの音を楽しみたいと思います。強いていえば、高域の伸びかな。。。


−−−以下、mc275関連の単なるメモ書き−−−
●Mc275その他注意点をメモ代わりに書いときます。
−右サイドのトランスは時間に比例して熱くなりますが、通常。
−入力ピン部分は抜き差し時コネクターを回転させない方が良い。
−真空管保護のケージ(網籠)は売ってもいますが脱着時にシャーシーに傷を付けますので不要。
−汚れは雑巾ではなく眼鏡レンズ様の布とかで拭く。
−出力管はKT88にすれば更に高域低域がエネルギッシュになる。
−ミニチュア管はtelefunken等オリジナル時のチューブにすれば、違いを楽しめる。
-昇圧トランススイッチ
コンセント実測 103.8V
昇圧後実測   120.3V
機器の同時利用で電圧は落ちるのでmc275の127Vor117V選択では
117V側へスイッチ切換えで良いでしょう。
●mc275真空管の整理
6550:だるま×4本
12ax7:TELEFUNKEN×1本 
12au7:SYLVANIA×2本
12bh7:RCA×2本 
12az7:RCA×2本

2011年6月25日土曜日

来ました。稼働開始 mc275オリジナル。

やっときました。mc275オリジナルです。どんな音するんでしょうか、楽しみです。

●mc275セットアップ
真空管のハメコミにあくせくした。丁寧に位置番号をお店の人に書いてもらっていたのでなんとか間違えずに完了。
電源ボタンを探すがない。聴いてみるとこの時代は電源のボタンは無く、直接コンセントの抜き差しだそうです。

●メインラインを整理すると
pc →USB-201 →DAC-1 →Mcintosh 6900G →Mcintosh mc275 →JBL4341

pc : iMacにamarra+iTunes
USB-201とDAC-1 : インフラノイズ
Mcintosh 6900G : プリとして利用

●音だしの前の接続と電源 
プリとの接続のRCAに悩みました。持っているケーブルでいろいろと試しましたが、オーディオクエストのコブラが良かったです。
電源は、本来127ボルト仕様なのですが117ボルトもスイッチで選択できます。家庭の100ボルトでそのまま利用なら選択スイッチを117ボルトにし動作させます。
選択スイッチを127ボルトにし、持ってる昇圧トランスで125ボルトまで家庭100ボルトをアップして利用するとなんとも【生きた自然体の音】が出てきました。
当面この方法で利用して行きます。

今日はここまで。。。 音出しの印象は次回に。。。

秋葉で2011新型Mcintosh試聴会

 秋葉で2011の新型Mcintosh製品の試聴会に行ってきました。余談ですがMcintoshのHPが新しくなっていましたね。Mcintosh遺産の記事なんか面白そうです。
試聴会の方ですが、機器の組み合わせと試聴日誌です。

組み合わせ1
C50プリアンプ+MC452パワーアンプ+XR200スピーカ
●全体の印象
いい感じです。XR200がここまで鳴るとは思っていませんでした。響きもきれいで1音1音に濁りを感じません。低音は少しボワ付いていましたね。
●音楽のセンス
スピーカ能率は86dbと低いのですが、元気はいい感じです。Mcintoshパワーでカバーしているんでしょうね。
●購入期待度
XR200やや好感触。

組み合わせ2
C50プリアンプ+MC452パワーアンプ+JBL4365スピーカ
●全体の印象
いつものJBLサウンドですね。JBL4346は、乾いてカラッとした感じでもないし、潤いも今ひとつ。ただ元気はいい感じです。
●音楽のセンス
良くなっているという感じ以外は受けなかった。
●購入期待度
なし。

気になったXR200スピーカについての説明資料から。


2011年6月24日金曜日

mc275についてwebより引用

mc275についてwebからいろいろと情報を集めたメモです。

●MC275(オリジナルとの見分け)
オリジナルは、内部のコンデンサー等のパーツがスプラーグ製のブラックビューティあるいはバンブルビーが使用されております。又、復刻版はプリント基板の様な仕切り板になっております。
線材がオリジナルは布で被覆されたヴィンテージの物で内部を見れば一目に分ると思います。外観ではアウトプット端子の形が全然違っている。

●宣伝文句
Mcintosh 275は真空管アンプの王様です。
Mcintosh 240も素晴らしいですが275のポテンシャルには及びません。
マッキンのアンプはマッシブなブラックのトランスとクロームメッキのシャーシーの対比が美しくその音と共にファンの心を引き付けております。
綺麗な物があってもショップではおそらく平気で130万以上の値を付けると思います。

●プリアンプはいつの日か真空管アンプ
Mcintoshならc22、c20当たりに。
Marantzならやはり#7が良い。

●MC275オリジナルとレプリカ音質比較
オリジナル275は、
ゴールドモナークのKT88が付いています。これは当時発売されたそのままの状態で球もオリジナルと言うことです。音の感触ですがオリジナルは一言に「リアル」といった感触です。がちっと音が締まり、情熱的な表現です。中高域はシルクのように滑らかな粒立ちが感じられます。
大きな編成のクラシックを聞くと盛り上がりの中にしっかりとしたティンパニの存在があり、コントラバスがしっかり脇を支えているのがよくわかります。
ジャズではヌケの良いアメリカンサウンドを基調にぐいぐいと引っ張っていくノリの良さが、これぞ「粋」といった感じです。
公称75W×2ですが実際は90W近く出ているとステレオサウンドに記されています。時間が経つにつれ、どんどん魅力的になっています。
いや、すごいアンプです。1962年発売。

レプリカ275は、
1990年以降に発売された復刻版275です。勿論日本語の説明書も付いており、親切です。オリジナルには英語の物しか有りませんので今回の復刻版は初心者にもやさしいと言えます。そしてなんといっても新しいため大変綺麗です。大事な音の方ですが一言に「まろやか」といった感触です。これはCD時代のためか、電源を入れて直ぐにふわっとした柔らかな音が出てきます。最近はソリッドな音色のスピーカーが増えていますのでこの様な音に仕上げているのかも知れません。悪く言うと腰が弱く、雰囲気で聞かせているといったところでしょうか。さすがに復刻版でもパワーは有り、さすがKT88のプッシュプルだという音が出ています。
現在あるKT88アンプの中ではこの復刻版275もかなり良い出来ですが、オリジナルに比べ迫ってくるところがなく、聞き比べてしまうと違いがはっきりとしてしまいます。残念ながらオリジナルの方が密度が濃く、音楽に対して大変ひたむきであることがよく分ってしまいました。

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2011年6月19日日曜日

秋葉の音巡りとアキュフューズA-46試聴

いつもの試聴用CDを持って出かけてきました。うわさのアンプも見てきました。
本日の試聴構成。
・アンプ DEVIALET D-Premier Dual Mono
・スピーカ Ktema(クテマ)

 さて結果は、
●全体の印象
いい感じです。響きもきれいでした。低音は少しボワ付いていましたね。
●音楽のセンス
リズムに少し乗りにくい感じ。響きの良さでカバーですね。
●購入期待度
なし。



 次にアキュフューズのA-46の試聴会に参加してきました。
試聴構成。
・スピーカ B&W800D
・アンプ A-46
・その他 オールアキュフューズ

さて結果は、
●全体の印象
奥まった元気の無い音。響きは、きれいには聞こえるのですが、音を処理しまくりでS/Nを出している感じのする、どこかヌケてなく薄い音ですね。
●音楽のセンス
リズムにまったく乗れない。S/Nもあるし音は出ているのですが何故?かな。
●購入期待度
なし。

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オーディオ茂木の今日の一言

オーディオ茂木を訪問してきました。毎回貴重なコメントをもらっていて茂木語録でも作ろうかなーと思ったりもします。気になった語録では、

●100Vの電源状態で石のアンプではいくらがんばってもダメ。200Vにするか、100Vなら真空管アンプにしないと求める音にはならない。特に音量が小さい場合にはこの傾向が顕著になる。

●電源はトランスが大切。200V→100Vへトランス変換した状態では、低音の力強さが違う。低域がボワットしない。お店ではすべてこの状態でセットし聴いている。

●写真のボリュームが良いですよ。トランス付きで、ハイエンド(50〜200万くらいのプリアンプ類を想定)なオーディオ機器をお使いの方もこの方法に変更されている方もいる。

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2011年6月18日土曜日

イベント OLYMPUS

 オーディオイベントの催しがあるOLYMPUSへ行ってきました。音楽をしっかり聴くというよりはトークが主体でしたが楽しめました。予告なしの女性ポーカルも歌ってくれました。
ミキサーの行方洋一さんのミキシング人生いろいろ話です。

また、スピーカにホーン2797が追加されていました。いい感じでドンシャリイメージが薄くなっていました。


2011年6月14日火曜日

MC275の真空管について

MC275の真空管について調べてみました。
調べて行くうちにこんなHPもありました。

●オリジナルMC275
最初期のオリジナル出力管KT88 Gold Monarch。
内容は、Gold Lionと同じ、又はGEC KT88も殆ど同じ。

●6550
RCA GE、TUND SOLで出している。中にだるま管がある。

●KT88 Gold Lion は新古品もあり。
最近ロシア製も出ているがやはり英国製が良いか。
また、出来ればヴィンテージ管 ブラックプレートが良い。
ブラックが煤けた感じのもの。
ヴィンテージ管はエージングされていて柔らかいしっとりとした音とかニュアンスが表現されるとか色々良さが目立つ。

●KT88は高域と低域がエネルギッシュな表現
6550は中域が厚い感がある。

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2011年6月12日日曜日

秋葉音巡り

今日は、5カ所の音巡りです。いつのCD"SSSno7"を持って出かけました。Esotericの新型アンプI-03の試聴会にも参加してきました。今日印象に残ったのは、写真下のJBLに似たスピーカ、シャープのオーディオブランド「オプトニカ」のGAUSS/OPTONICA CP-3820(1976年)です。4インチコンプレションドライバ搭載で、JBL4341に近い音を出していましたね。音の出方は似てますね。
年代からして、JBLをライバル視してシャープがユニットを輸入し箱は自社で製作したスピーカだと思います。
それにしてもこの時代のオーディオにかける情熱はやはりすごかったんですね。

今日見つけたオーディオ歴史のHPリンク集です。

2011年6月8日水曜日

見つけた、これだー。。。

あこがれのパワーアンプMcIntosh MC 275(オリジナル版)です。いったいどんな音がするんだろー。オリジナル版は1961年発売です。JBL4341のさらに10年前ですね。50年の半世紀を隔てて、現在も外観はほぼ同じでリメイク版が継続販売されています。それほど基本性能が良いのと、オーディオファンの心をつかんでいるのでしょう。
このオリジナル版の個体は、全く錆びていません。いろいろ探しましたがここまできれいなのは見た事がありません。入手したいなー。。。

2011年6月5日日曜日

iMacのplayerいま一度検証

macのmusic playerいろいろ出ていますね。そこで新規導入のJBL4341スピーカに現在常用しているpure musicが最適かどうか今一度検証してみました。震災で壊れたB&W802Dではpure musicが一番合っていましたがJBL4341ではどうでしょうか?

(1)pure music(有料 11,100円)
(2)amarra(有料 79,800円、mini版は39,800円)
(3)audirvana(無料)

pure musicは、アナログ的な音なのですが全体的に少し重しがのっている感じです。どこか音がヌケていない様に感じました。解像度も少し低いです。

amarraは、のびのびとした音の出方です。pure musicでの重しが取れ高域も少し高く出ているようです。肩の力が抜けて歌っている感じです。以前(B&W802D)ではあまり良くは感じなかったのですが、JBL4341ではいいですね。音楽を自然に聴かせたい意図がはっきりと伝わってきます。

audirvanaは、amarraに近いです。ただ肩の力が抜けている感じはしませんね。このあたりが有料版の強みでしょうか。

amarraは無料期間(15日)の間しばらく聴いてみて導入有無を決めたいと思います。スピーカで合うmusic playerも違ってくるのですね。

【後日、追記検証してみました】
3つのmusic playerの比較した所、やっぱりamarraが良いですね。
・弦楽器などの弦の響きが美しいし、ピンと張りつめた感じがきちんと出ている。
・年齢比較では、若々しい、瑞々しい音になります。
・とはいいつつ、ボーカルはリラックスした感じで聞こえます。
・JBL4341スピーカとの相性がいいです。
スピーカとの相性がここまであるとは意外でした。

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