2010年6月16日水曜日

アースについて あれ勘違いと改善

下記図は、http://blog.audiodesign.jp/?cid=15778より引用しました。


アースについて あれ勘違いと改善

トランスのNSIT・70Rを導入して、出口コンセントにタップをつないで容量内の3つの機器(クロックOCX、USB101、DAC1)を接続し期待を膨らませて聴いたが、やっぱりなんかおかしい!!!。それぞれの音は出ているのだが、音が曇っているように感じる。うーん。

そこで中村製作所にトランスの関連で質問してみた。
Q1.エージングは必要か。マニュアルに100時間とあるが。
電子機器はどんな機会もエージングが必要である。トランスもしかり。と当たり前のお言葉。
Q2.寿命はあるのか? クロック接続時の連続通電は?
20,000時間の連続通電はok。20000÷24=833日(2.2年)
Q3.1トランスに複数の機器を接続したが大丈夫か?
容量内であればOKだが、オーディオ的にはアースループが発生し良くない。1トランス1機器が良い。アースループが電源側のノイズを拾ってしまう。

なるほどアースループか・ちよっと調べてみました。
こちらにいろいろと参考になることが書かれていました。以下引用しています。
http://blog.audiodesign.jp/?cid=15778
結論から言うと
・対策1 トランス  →1トランス1機器接続へ。
・対策2 電源アース →壁コン電源アースを外す。
・対策3 タップ接続 →2極コネクタ返還後接続へ。アースをつながない。
この3つの対策を実施したら、音が元に戻った。抜けが良く音の伸びも出ました。トランスはUSB101(DDコンバータ)のみへ接続した。久しぶりにDAC(SV192S)も聞いてみましたが、アレ以外にもこんな音だったっけと言うくらいよかった。S/NがDAC1より出ているように感じた。また、常用DACがDAC1からSV192Sに戻っちゃすかも。オーディオは行きつ戻りつですね。

-引用-
1. オーディオ機器は使用していないものも含めてなるべくたくさんの機器を接続する
・アース電位を安定にするため
・信号ケーブルの接続によって自動的に相互のアースが接続される
・アースを切り替えるタイプのセレクターは使用しない(アースループを作らないと称するセレクターは逆効果です)


2. 電源ケーブルのアース線は接続しない
・多重アース防止のため
・3PのACケーブル(オーディオ用のACケーブル)を使用すると自動的に多重アースになるため注意

3. 壁コンセントのアースには基本的に接続しない
・他の重電機器のノイズを拾わないため
・集合住宅では特にたくさんのノイズをもらう可能性があります。
・独立したアースを作ってもだめです。地中のアースを通じてノイズを拾うため
・家にノイズを発生する機器が接続されていなくても、近隣でアースにノイズを逃していれば同じことです。

以上の接続方法はピュアオーディオ的に考えて合理的な接続方法です。いわゆるオーディオのHowTo本とはまったく異なる方法に結果的にはなっていますが・・・・。

ただし店舗でたくさんのお客様が機器に触れるとか、水にぬれた状態で機器を操作する場合などはもちろん安全のためアースした方がいいでしょう。

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