2011年6月24日金曜日

mc275についてwebより引用

mc275についてwebからいろいろと情報を集めたメモです。

●MC275(オリジナルとの見分け)
オリジナルは、内部のコンデンサー等のパーツがスプラーグ製のブラックビューティあるいはバンブルビーが使用されております。又、復刻版はプリント基板の様な仕切り板になっております。
線材がオリジナルは布で被覆されたヴィンテージの物で内部を見れば一目に分ると思います。外観ではアウトプット端子の形が全然違っている。

●宣伝文句
Mcintosh 275は真空管アンプの王様です。
Mcintosh 240も素晴らしいですが275のポテンシャルには及びません。
マッキンのアンプはマッシブなブラックのトランスとクロームメッキのシャーシーの対比が美しくその音と共にファンの心を引き付けております。
綺麗な物があってもショップではおそらく平気で130万以上の値を付けると思います。

●プリアンプはいつの日か真空管アンプ
Mcintoshならc22、c20当たりに。
Marantzならやはり#7が良い。

●MC275オリジナルとレプリカ音質比較
オリジナル275は、
ゴールドモナークのKT88が付いています。これは当時発売されたそのままの状態で球もオリジナルと言うことです。音の感触ですがオリジナルは一言に「リアル」といった感触です。がちっと音が締まり、情熱的な表現です。中高域はシルクのように滑らかな粒立ちが感じられます。
大きな編成のクラシックを聞くと盛り上がりの中にしっかりとしたティンパニの存在があり、コントラバスがしっかり脇を支えているのがよくわかります。
ジャズではヌケの良いアメリカンサウンドを基調にぐいぐいと引っ張っていくノリの良さが、これぞ「粋」といった感じです。
公称75W×2ですが実際は90W近く出ているとステレオサウンドに記されています。時間が経つにつれ、どんどん魅力的になっています。
いや、すごいアンプです。1962年発売。

レプリカ275は、
1990年以降に発売された復刻版275です。勿論日本語の説明書も付いており、親切です。オリジナルには英語の物しか有りませんので今回の復刻版は初心者にもやさしいと言えます。そしてなんといっても新しいため大変綺麗です。大事な音の方ですが一言に「まろやか」といった感触です。これはCD時代のためか、電源を入れて直ぐにふわっとした柔らかな音が出てきます。最近はソリッドな音色のスピーカーが増えていますのでこの様な音に仕上げているのかも知れません。悪く言うと腰が弱く、雰囲気で聞かせているといったところでしょうか。さすがに復刻版でもパワーは有り、さすがKT88のプッシュプルだという音が出ています。
現在あるKT88アンプの中ではこの復刻版275もかなり良い出来ですが、オリジナルに比べ迫ってくるところがなく、聞き比べてしまうと違いがはっきりとしてしまいます。残念ながらオリジナルの方が密度が濃く、音楽に対して大変ひたむきであることがよく分ってしまいました。

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